介護を頑張る認知症ケアみねいニュースブログ

  

６月１日にRBC琉球放送の沖縄BON!にて放送され、

多くの感動を呼んだ「♪生きてていいんだ」。

その感動を再び、そして、メンバーはその後、どのように活動しているのか。


「生きてていいんだ」の歌が出来るまでと、その後を追った

ドキュメンタリーレポートが、


夜７時に放送されることになりました！

７月２９日（月）RBC琉球放送

午後７時

「THE　NEWS　スペシャル　生きてていいんだ」


以下は、２９日のドキュメンタリー番組の内容紹介です。



原義和さんより～
サマリヤ人病院精神科デイケア（沖縄県南風原町）では、普段なかなか口にしにくい胸の内を、

“詩”にして書くというプログラムがある。統合失調症やアルコール依存症など病気の

苦労、消すことの出来ないつらい過去、仲間との出会い、日々の喜びなどがストレートに

表現された素晴らしい詩の数々が生まれている。

それらの詩をもとに、この春、新しい歌が作られた。

歌うのは、歌手の砂川恵理歌さんとデイケアのメンバーたち。

タイトルは『生きてていいんだ』。症状によっては「死んでしまいたい」という思いすら抱くことがある。

病気のことを隠さなければ暮らしていけない現実もある。

ありのままの自分を肯定される機会をなかなか得られない病気である。

だからこそメンバーたちは、「生きてていいんだ」という言葉をかみしめて生きているのである。


本日の夕方にTHE　NEWSにて予告編が放送されました。

こちらは放送された番組がご覧になれます。

沖縄BON!のホームページでは、譜面も無料公開されています。

一人でも多くの方に歌って欲しいとの願いから、完全ピアノ譜面付きで公開です。

生きてていいんだは、ゆっくりと、しっかりと、サマリヤ人のみなさんと歩んでいますね。

嬉しい限りです！


  

沖縄BON！「生きてていいんだ」をご覧頂いた、あなたへ。

初披露の瞬間にお立ち合い頂き、ありがとうございます。


このブログにお越し頂けたとは、

砂川恵理歌さん、サマリア人病院のみなさんが届けた声が、

あなたの心を震わせたのですね。


ここに、生きてていいんだに関する記事を

「もうひとつの制作物語」として、集めてみました。

２０１３年２月に砂川恵理歌さんと出会って、

３月にサマリア人の歌作りプロジェクトに参加、

わかることを書き記してあります。


書いている時は、まるで文化祭に向けて準備を進めている

時の日記のような気持ちです。


そして、今はしっかりと綴じて、

心を震わせた方とシェアする

ノートブックになっています。



生きてていいんだは、

関わったみんなの想いが結集し初披露となり、

そして巣立っていきました。


大きく羽ばたいて、

たくさんの人へ届き、歌い継がれることを

心から願っています。


原義和さん（生きてていいんだTVディレクター）、

白川ミナさん（編曲、ピアノ）、

砂川恵理歌さんと、初めて歌詞を頂いた時に。





  

明日の「生きてていいんだ」。

７年間サマリア人病院と関わり続けているドキュメンタリー

TVディレクターの想い。確かに精神疾患の当事者と歌手が

歌を通して、生きることを賛美するなんて前代未聞。

やはりすごいプロジェクトです。

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明日６月１日（土）正午、ＲＢＣ（琉球放送）の

情報バラエティ番組『沖縄ＢＯＮ！！』で、新しい歌が

初公開されます。新曲『生きてていいんだ』。

昨日のニュース企画でもお伝えした通り、歌詞は

サマリヤ人病院精神科デイケアのメンバーと歌手の砂川恵理歌さんが

一緒に作り上げていったものです。サマリヤ人病院精神科デイケアには、

詩を書くプログラムがあります。メンバーたちの、普段は表に出しにくい

胸の内が詩という形で吐露されます。病気の症状、生きづらさ、自己否定

したい気持ち、あるいはデイケアの仲間との絆、日々の小さな喜びなどが

ストレートに綴られます。歌詞は、それらの詩が元になっています。


歌は、デイケアメンバー１８人と砂川恵理歌さんが一緒に歌います。

番組では、メンバーたちの日常生活、病気と向き合う日々の暮らし、

歌に込められた思いなどをドキュメントＶＴＲで紹介、スタジオトークでは

サマリヤメンバーたち自身が盛り上げます。１時間番組のほとんどを

この歌プロジェクトに割くという、かつてない番組構成。精神疾患の当事者

１０数人が局の看板番組に出演し、ありのままを伝えていく、

さらに新曲を歌い上げるというのは前代未聞ではないかと思います。


興味のある方、是非ご覧下さい。明日１日（土）正午、ＲＢＣです。

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「生きてていいんだ」の特集がニュースの映像として出てます。

心の葛藤と仲間がいるから出来ること。

病気とともにあるサマリアの皆さんが言うと、説得力が違いますね。
http://www.rbc.co.jp/rnews.php?itemid=45174  

やってきました！

砂川恵理歌さんとサマリア人病院の詩から生まれた

「生きてていいんだ」収録！


ＲＢＣ琉球放送へ入ってみると、

しっかり

控え室にはしっかり名前が入っている！




皆さん、とても元気、そしてしっかりオシャレもしてきてます。

和気あいあいと話をし、リラックスするムードの中、

いよいよスタジオ入りの時間になりました。


先日、沖縄タイムスで素晴らしい記事を書かれた記者さんも

いらしている。


カメラはなんと５台！

美術も大きな白い風船が流れ、

照明も曲のイメージを表現するかのよう。

まさに芸術的な舞台。

制作部長から、直々にご挨拶から始まりました。



「生きてていいんだ」の初披露を、

皆さんの言葉を、番組を見ている一人ひとりに

届けられるよう、

RBCとして最高レベルの制作陣で

迎えたとお伝え頂いた。


今日は、とても大きな意義のある日だと、

この場にいる、みんな知っているのだ。



気持ちも盛り上がったところで、

砂川恵理歌さんが登場。

さっそく恵理歌ワールドで

みんなの顔も明るくなる。


「深呼吸してみましょうーねー」

と身体を動かして緊張を解いていく。




リハーサルが始まった。

実際に声を出して、気持ちを合わせて。

サマリアの皆さんはスタジオの空気に飲まれるかと

思いきや、しっかり声を出していく。


恵理歌さんも、まさに一緒になって歌う。

「生きてていいんだ」

届ける言葉がスタジオに響く。






歌が初披露され、音が消えたあと、

スタジオに共感という空気が流れていた。

照明、音声、撮影、そしてサマリアから来た応援団。


これは、必ず視聴者へ、テレビを越えて心に届く。




歌のチカラを信じるって、どんな姿だろう？


テレビの前に集まって、

そのチカラを、

信じる心を受け取ってください。


６月１日（土）１２：００～１２：４５
RBC琉球放送　沖縄BON！
「生きてていいんだ」３５分拡大ドキュメンタリー


  

２７日付けの沖縄タイムスに記事が出ました！



片面の３分の１を割いて、記事になっています。


大きい扱いです。

スマイルシードプロジェクトを含めて、

砂川恵理歌さんが今までおこなってきたことへの信頼。

そして、サマリア人病院のみなさんの熱意。

そこから生まれた「生きてていいんだ」。


なにかとても大きな日を迎える予感です。


収録まであと２日！  

いよいよ来週の土曜日に発表となりました。

曲のタイトルは「生きてていいんだ」。

砂川恵理歌さんと、サマリア人病院に通う皆さん。

歌が生まれるまで、そして歌を歌うドキュメンタリーと

して、３５分拡大枠として放送されます！

沖縄県にいらっしゃる方は、

ぜひ、この瞬間を共有してください。


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2013/6/1　（土曜日）ひる12時～

琉球放送　「沖縄BON!!」でテレビ初披露放送することになりました

新曲「生きてていいんだ」を

ぜひ!ぜひ! テレビの前で、その瞬間に立ち会ってください(^ ^)/


「生きてていいんだ」というこの歌は、

サマリア人病院のデイケア・デイナイトに通う皆さんが

綴った詩に、砂川恵理歌が共感し詩を加えて、生まれた歌です。


歌作りは、2012年11月から始まりました。

そして、歌に曲がつき、演奏によって、

「ウタ」という器にひとつひとつマブイ（魂が）

込められていきました！


はじめて音楽を作るチームがサマリア人病院で話しをした時、
http://meetsnature.ti-da.net/e4536508.html

出来た歌「生きてていいんだ」を関係者へ初披露した時、
http://meetsnature.ti-da.net/e4684673.html

そして、サマリア人病院のみなさんに聞いてもらった感動の瞬間
http://meetsnature.ti-da.net/e4720637.html

それぞれがとってもいとおしい瞬間でした。

「生きていいんだ」の初披露をみなさんとぜひ共有したいと思います。

放送では、

砂川恵理歌、サマリア人病院の皆さん１８名、
一緒に歌います。


「沖縄BON!!」に関わる皆さまの応援により、

なんと４５分の内、３５分の拡大ドキュメンタリーとして放送されます！


お茶の間、沖縄そば屋さん、定食屋さん、

テレビがあるところに集まって、

この歌を受け取ってください。


６月１日お昼１２時に
RBC沖縄BON!に集まってね～～！


砂川恵理歌  

坂元が参加している沖縄音楽療法研究会。

事務局の方から、

サマリア人病院プロジェクトに関して、

会報誌でご紹介頂けると連絡がありました！

会報誌は６月号の為、放送終了後ですが、

離島も含めて沖縄で音楽療法を行っている方々へ、

ご紹介できる事はまたとないチャンスなので、

ぜひとも！という事でお受けしました。

活動にご興味を持って頂き、

広がっていくのは嬉しい限りです♪
  

いよいよサマリア人病院での

最初で最後の合同練習やってきました。


合同練習を紹介する前に、まずはRBC琉球放送の話から。


砂川恵理歌さん、白川ミナさん、原義和さんと共に

番組制作、音声、照明の関係者、７、８名ほどと打ち合わせ。




原さんから

今回のドキュメンタリーの方向性と、

そこから生まれた歌。

その意味について説明し、デモCDRを聴いてもらった。


やはり曲を聴くとイメージも見えて

前向きな意見も交わされる。



当日使うYAMAHAグランドピアノの状態、

実際のスタジオに入り、合唱やマイクの位置、

など確認し、イメージを広げてきました。




追記ですが、RBCにあるYAMAHAグランドピアノ。

これがやさしい音をしているピアノで、

まさに楽曲のイメージ通り！

思わずにっこり。



さて打ち合わせ終了後、その足でサマリア人病院へ。

どこまで歌えるようになっているかなぁー。





到着すると、関係者への歌発表の現場にもいた下地さん（看護師）にご挨拶。

練習している２階の多目的ホールへ

エレベータであがっていく。エレベータを降りたとたんに

手拍子と歌声が聴こえてきた！


１８人ほどのみなさんがバッチリ練習している中、

砂川恵理歌さんの姿をみると、

サマリア人病院のみなさんの顔がパッと明るくなった。


「はいた～い」で始まった恵理歌さん。

みなさんと一緒に歌うのを心待ちにしていたことを伝え、

早速、一緒に歌ってみる。




一緒に歌うことで何かが通い合う。

サマリア人病院の皆さんの歌声も、先ほど聴こえてきた歌とは違う。

歌に心が吹き込まれている。

歌い終えると、お互いが笑顔に。

そして大きな拍手！


城間さん（精神保健福祉士）が繋がった想いを代弁しながら、

一人ひとりへマイクを向け、歌いながら、どのような気持ちだったか、

想いを引き出していく。


１８人一人ひとりに聞き出し、

曲が持つテーマと、自分の中で起こっている感情、思考と

向き合う。

歌を通した決意さえ感じられる。


サマリア人の皆さんの想いを聞き、恵理歌さんも答える。

まさに歌を一緒に歌ったもの同士の共感がそこにある。





気持ちを確認し合い、いよいよ全体を通して歌ってみる。

砂川恵理歌さんもぐっとチカラを込めて歌う。

ピアノのとの呼吸も合わせていく。

そして、合唱。

恵理歌さん、ミナさんのピアノ、サマリア人病院の皆さんの歌声が

一つになり、まさに

心のハーモニーが生まれている。

どんどん音楽が空間を埋め尽くしていくよう。


実際の収録まであと８日。

この姿をスタジオに持ち込みます！



  

明日は、

RBCで音響を確認した後に、

サマリア人病院へ行き、

最初で最後の全員揃っての合同練習。


前回、合唱指導のから、

出演者のモチベーションも上がって、

迷いもなくなったと、原義和さんの

メールから伝わってきました。

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メールより抜粋

振り返れば、去年１１月から一歩一歩着実に

のぼってきた歩みが今につながっていると思います。

サマリヤのメンバーにとっても、

いわば坂道をのぼるような歩みだったと思いますし、

みんなでよくここまで漕ぎ着けたなあと思います。


いま、メンバーのモチベーションはすごく高まってきています。


城間さんも、

「土日の携帯連絡が無くなった。みんなが明るくなっている」と、

驚きの声をあげておられます。

明日はそのあたりも含め、

お互いの気持ちの交流ができればいいなあと思います。

メンバーたちは、個人練習をかなり積んでいて、

ほぼ丸暗記出来ている状態です。

本番では歌詞を見ないで十分いけます。

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この一瞬を感謝しつつ、明日は存分に

音楽を楽しみます！  

いよいよ本番に向けてのコーラス練習が始まっています。

今回は、コーラスの歌唱指導へ行ってきました。

サマリア人病院のディケアに通う皆さんとは、今回で2度目のご対面。

前回ご挨拶に行った時は砂川恵理歌さんがいたので、安心だったが、

今回は原義和さんとの男２人。


受け入れてもらえるのだろうか。。。


不安を感じつつも、

歌に対して好印象との反応を聞いていたので、

楽しみでもありつつ、ディケアの部屋に入ってみました。


参加する男性が、坂元を見つけるや

「素晴らしい曲をありがとう！」と声を掛けてきた。

「歌詞と曲が一緒になっている」

「テレビを見ている人の心にも届くと思う」

など、思いのたけを伝えてくる。言葉が止まらない。

すごく真っ直ぐに伝えてくれる。


あぁ、やっぱりうれしいなぁ～。


他の参加者の方々の目もやさしいぞ。前回よりも

心に入れてもらえている感じがする。


練習は、２Fのレクレーションルーム。

行ってみると、公民館のホールくらいはありそうな部屋。

すでに３、４人ほど椅子に座って待っている。


まずは挨拶をして、皆さんの感想を聞いて、

なごやかに段々と始めていこうかなと考えてつつ、

キーボードでメロディを確認したら、モードがまったく切り替わってしまった！


すっかり音楽作りのスイッチが押されて、あとはアクセル全開。

いつものテンションでコーラス指導を開始！



あとから来た方もどんどんと参加して、

いつの間にか１７人くらいになっている。

参加者の方々の声を聴きながら、

ソプラノ、アルト、テノール、バス、それぞれの系統の音域に

振り分けて、立ち位置も決めていく。


参加者の皆さんも乗ってきてる。


始めは声さえ出せなかった男性も、サビを歌い始めた。

段々と歌いたい欲求も生まれている。

うん、なんとなく声域から声のバランスも出来てきた。



９０分の練習もあっという間に過ぎていき、

参加者の皆さんからもっと続けたいとリクエストが上がってきた。

それならばということで３０分延長！

デモCDRに合わせて、声をだしていく。




最後は、実際に放送で行われる並びになって歌う。

この辺りになってくると、身体も動くし、声も出てきた。

坂元は、全体を指揮しながら、リズムを合わせる。

参加者の皆さんから笑顔がたくさん生まれて、


一体感も出てきた！


１２０分の練習を終えて、

さて終わったと思いきや、

歌詞の解釈や歌い方の質問も止まりません。

やたら迫力があって、たぶん音楽とは無縁だろうなぁと

思われる男性から、

「俺、一緒に歌っていて、なんかビリビリ感じた」

とうれしい言葉。

「それが大事ですよ！それが合唱ですよ。」

と答えを返して、一緒に笑った。


本番まであと２２日。

まだまだいける！