2015年02月01日
パーソナリティケアメソッド研究会 第3回 介護では、なぜ離職率が高いのか?
パーソナリティケアメソッド研究会 第3回は、1月27日に行ないました。
さて、テーマは介護では、なぜ離職率が高いのか?
個人の問題について考えてみると、やはり避けては通れないことです。
離職、介護の人材不足、改善のカギはどこにあるのでしょう。
話し合う中見えて来たことは、
一番大きい事は、介護職の存在意義が定まっていない事ではないか?
という事。
看護職、リハ職は、介護福祉士のキャリアパスになっている現実。
介護福祉士の位置づけ。国家資格となっているが、国家が認めた資格にふさわしい
社会的な立場にあるのか?
看護助手という言葉が10年前まであった。そこから派生したのが、介護福祉士という。
その成り立ちから独立して、介護福祉士が専門性が高い職種として、成り立っていない。
介護福祉士としての社会的な地位や、行なっている仕事について評価される基準が
確立されていない。
有資格者に対するキャリアパスは、法人が保証しているキャリアパスを目指している。
しかし、その中、無資格者、有資格者が給与的に差がないのが問題。
全てを考えても、介護福祉士の社会的な立場を上げて行く事が必要。
介護に関わる人たちが、自分たちの仕事に関して分析し、何を持って
仕事のプライドとするかが、非常に重要だと答えを出して、第3回は終了です。
Posted by みねいケア at 17:00│Comments(0)
│パーソナリティケアメソッド