今日は認知症の話です。
今日は認知症の話です。興味のある人は読んでください。
ざっくり言いますと、
認知症は、脳の認知機能が壊れてしまった脳の病気です。
人格が破壊されてしまった訳ではありません。
そこをしっかり理解しているか、していないかで
関わり方が大きく変わります。
脳の認知機能が壊れてしまったのに、
周辺の人たちが今までと同じように接するのは、
足を折っている人に対して、さぁ気にせず、スタスタと歩きなさい、
と言っているようなものです。
それは辛いですよね。身体的にも、心的にも。
その事が分からずに、今までの関係性そのままの会話をしたり、
怒鳴りつけたりしていては、ただでさえストレス耐性が弱っている脳に
対して、さらなる負荷をかけるだけです。
認知症の特徴としては、感情に敏感なことです。
例えば、なんらかの理由で息子、娘、お嫁さんが
本人を叱りつけたとします。
その場合、何で叱られたかの記憶はなくても、
「叱られた感覚とその時感じた感情」は残るのです。
だから、その後、叱りつけた人とあった時には、
なんだか分からないけど、悪い感情が湧いて来てしまう。
負の感情は、そのまま感覚として残ってしまうのです。
さらにその人がムッとしていたら、怖くて怖くて
逃げ出したいでしょうね。
周りの環境に対して真っ暗やみのような気持ちです。
脳に対してストレスのかからない関わり方を選ぶこと。
負の感情を生まないようにする事が大事です。
認知症の負の面は、それこそたくさんあるでしょうが、
理解の出発点は、認知症は、脳の認知機能が
壊れてしまった脳の病気である。
人格が破壊されてしまった訳ではありません。という事です。
特徴としては、感情に敏感なことです。
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